農園名
なかだ園芸
営農地域
静岡県牧之原市
主な販売品目
小松菜、水稲
主な販売先
生協、市場、スーパー、直売所、レストラン
経営規模
ハウス39a 水稲40a
家族構成
本人、妻、両親、祖母
農業従事者
本人、妻、両親、パート4名
農業機械、施設など
ハウス39a、トラクター、耕運機、トラック、軽トラ、包装器、播種機、ハンマーナイフモア
農業機械、施設等の入手経緯や方法
トラクターは近所の農家さんと共同で購入
就農しようと思ったわけ
東京にいた時に両親から声をかけてもらいその時の仕事と農業とどちらがやりたいのかを考えた時、やっぱり農業がやりたいと思ったから
就農までのドタバタ劇
私はもともと農家の長男として生まれました。子供の頃は農家ということが嫌でしかたなかった。汚い、臭い、かっこわるいと子供の頃は思っていました。両親を見ていても、休みはほとんどなく、どこかに連れて行ってもらうこともあまりなく、お茶をやっていたため、ゴールデンウィークはお茶の手伝いで終わってしまう生活でした。長男ということで将来は農家になるものだと思い込まれていたと思います。
農業短期大学を卒業の時進路を決めなくてわ行けなくて、その時たまたま見た海外農業研修の募集に受からないと思い応募。結果ほとんどの人が受かるという結果で海外研修に行くことに、けれど事前に国内で研修することになる。ここでお世話になるのが、長野県の高原野菜の農家、ここでトラクターをぶつけてしまったり、ミスもあり延期になる。3か月の所7か月ほど研修させてもらう。そして冬は千葉のシクラメンの農家に3か月そして地元の花農家に3か月と研修を受け1年後に海外研修に出発する。
海外研修では、その当時世界でも1番大きいのではないかと思うオーガニック農場で短期間だが研修する。研修というよりはメキシコ人とともに働いていた。そのあと花農家で研修する。自分にとっては初めての海外で不安の中色々な経験をさせてもらうが、アメリカの農業との大きさの違いに農業ではないのではないか?と思うようになる。日本に帰り、1度は農業から離れたいと思う気持ちがでてきて、自分のやりたいスポーツマッサージの仕事のため専門学校に通う、けれどお金がなくなり、焼き鳥屋で働くことになる。焼き鳥屋では日本酒に感動!!焼き鳥に感動!!今思うと食べること食につながっているのかもしれない、そして両親から今後に聞かれた時にこのまま焼き鳥屋か農業か?の選択でやっぱり農業がやりたいと思い地元に帰ることにした。
農業技術の習得
両親、農業関係の本、研修、学校
研修など
長野県で高原野菜の農家で7か月(白菜、レタス、サニーレタス、グリンリーフ) 千葉の花農家(シクラメンなど) 静岡の花農家(シンビジューム) 海外研修(有機野菜、ポインセチア)
栽培作物を選んだ理由
小松菜    両親が20年前からやっていて、栽培のしかたをしっていたため
ほうれん草 小松菜と似ていて、道具などの投資が少なくてすみ、需要もあるため
トウモロコシ 両親に頼らずにできる。味のあるものを作りたかった。(現在は栽培していません)
利用した資金制度
近代化資金
農地の見つけ方
静岡県では農林事務所がありそこに情報がある。そこから色々と相談すると紹介していただけると思う。
就農後の紆余曲折
実家が農家であるため新規就農者の方より恵まれていると思う。けれど、両親がいるために考え方や、やり方が思うようにいかないことがある。就農して5年くらいは本当に農業でよかったのかを考えることが多かった。2013年には自分にとっては大きな投資をしてその返済を今頑張っている最中です。
農業に取り組む上で大切にしていること、今後の目標など
農業に限ったことではないが、マイナス思考の事が多いのでプラス思考で、1年、1年少しでもいい方向に行くように、新しい知識や経験をつむようにしています。今後は人のために何かできればと思っています。まだ自分の生活に精一杯ですが、その次は貢献できたらり必要とされる人間になれたらと思っています。
就農希望者へのメッセージ
1歩踏み出してみると変わるかもしれません。成功している方も多いのできっといい方向に行くと思います。
もし、土地や栽培方法作りたい作物、資金などが少ない場合は、その場所で売り先や栽培のアドバイスが受けやすいものにするのも方法だと思います。失敗を極力少なくする方がいい思います。
連絡先
農園主氏名
中田竜輔
農園郵便番号
421-0502
農園住所
静岡県牧之原市白井
農園電話番号
0548-54-0052
農園ファクス番号
0548-54-0052