農園名
かにころん菜園(仮称)
営農地域
岐阜県可児市
主な販売品目
露地野菜、米、オペレーター業務、委託業務(全て予定は未定)
主な販売先
可児市内JA直売所、名古屋直売所、各種イベント販売、市場等(全て予定は未定)
経営規模
100a
農地(購入地/借地/自家用地)
自家農地 水田60a、畑25a(休耕地含む)借地 15a(水田)
家族構成
自分、両親
農業従事者
自分、農繁期に友人
農業機械、施設など
トラクタ(22馬力)、コンバイン(2.5刈り)、籾乾燥機(13石)、籾摺り機、自動計量機、低温保存庫2台、管理機2台、クローラー式運搬車、噴霧器2台、エンジンポンプ1台、各種古い農機具、とわうち、足踏み式脱穀機、年台物の発動機、年季が入った農具各種
就農しようと思ったわけ
私の住む地域ではほとんど兼業農家しかいません。
子どもの時より「農業では食えない」と教えられ、またそれが当然であると認識していました。

私の周りではじっちゃん、ばあちゃんが農業をし、息子たちは会社勤めを行うのも当たり前です。
会社勤めの方が農業をできるのは休日の一握りです。
高齢になってしまった方々がいつまでも農業ができるわけでなく、農地が荒れて耕作放棄地、転用で住宅やアパート、駐車場になることも日常的にあります。(一度潰してしまった農地の再生は難しいことも知っています。)

いずれ自身の親が倒れた時に、いつも存在していた農地が荒れ果て、それを受け入れられるかどうかを問いた時、自身の心が農の世界を求めました。誰かが行うのでは無くて、自身がどうしたいか?今後の人生を決めるのに自分自身がどうしたいのかを悩みました。

今までの少ないながらの安定収入を捨てての農の世界に飛び込むのに覚悟を決めるまで2、3年間悩み続けました。
(ただ、農業をするか、しないかのこの二つしか考えられませんでした。兼業農家で有り続けることは消失を表すことでしか無かったのです。)
(この農の世界で生きることができるのならば、なんと素晴らしい事なんだろう。けど、現実として生活できるのだろうか?私が動くことにより、事業失敗、家取り潰しの恐怖も有ります。)

そんな中で、ある農業団体でのイベントで新規就農の方々の団体がある事を知りました。(どうやら30代後半の年齢で何も知識の無いところから農業を始めた人たちがいるらしい!)
(はっきりと心が踊りました。)

もんもんした心で数か月後の12月後半、ようやく勇気を出し、震える声で電話にて勉強会合宿の参加を表明したのは覚えています。
(そして、扉を開いた瞬間であると思っています。)

この合宿に参加して、ある人に言われました。
「この体験をしたあなたが、次にどうするのかが楽しみ。」
就農までのドタバタ劇
そして、動き始めました。

その年の12月にISO9001も本監査を無事乗り切り、会社の業務も一段落させ、明けて1月には10年近く務めた会社を退職しました。

その後は、
色々と各種農業団体、農業勉強会、農業イベント等にどん欲に参加しながら、
就農・就業相談会「ぎふアグリチャレンジフェア」にて岐阜農業大学校の研修を見つけました。

並行して、
市役所農林課と相談。県農業普及課の熱心な方と出会う。
現状の私の状態では補助金等は難しいのも確認しました。

今まで、ほとんど付き合いの無かったJAにも相談して、
なす部会にも入れさせて頂き、今年は試験的に栽培することにしました。(生まれて初めてですが、野菜を最初から最後まで管理することに致します。)
農業技術の習得
両親に教えて頂いた技術もありますが、起農をする為には全く足りず、農に対する知識、技術、販売、そして経営に対しての技術もありませんのでいろいろな所にて勉強中です。
「信州ぷ組」、同「土の会」(土壌分析結果から施肥設計の勉強会)、
「平成24年度 農業で夢再発見研修」(4か月間のみ)、「平成24年度 JAめぐみの就農塾 (茄子)」、「可児夏秋茄子部会」、「農の会」、「農民連」(2012年4月時点)

現在、並行して進めていますがこれだけでは、まだ足りないと感じています。
研修など
今後はやはり実際に営農されている方に研修も必要と感じています。 (独学で行うには基礎的な管理技術、営農技術が足りません)
栽培作物を選んだ理由
現在は夏秋なす。単に初期投資が少ないという理由と、部会が存在していたから。
利用した資金制度
まだ申請できず。
(起業しようとしているのに、営農計画も建てられない実力ですので、これでは話にもなりません。)
(自己資金が少ないので、できることを行い、営農資金にする必要があります。)
農地の見つけ方
地域のコネクション。農業委員会等の紹介。
就農後の紆余曲折
動き始めてから数か月。今がその時です。
農業に取り組む上で大切にしていること、今後の目標など
自分がこの農の世界で生き、地域に根ざした農業を行うことで地元のこれからを担っていくことを自覚しています。 10年後20年後30年後の地域社会を見据え、今動くことをするべきなら、動くことと思っています。 (偉そうなことを言っても自立もできていない状態ですので、営農できる事を第一の目標に掲げ、良い方向に変わる様に変えていきます。)
新規就農に関する社会状況や問題点など
長野県への新規就農者の受け入れ態勢に比べて、岐阜県の受け入れ態勢はまだ整備が不十分と感じています。
土地を取得できれば、行政、及びJAの協力は得られますが、新規就農者の繋がりは弱く、勉強会等も部会まかせが、歯がゆいところでも有ります。
(いずれは、このぷ組のような活動ができる様に、岐阜県における新規就農者の横の繋がりも作りたいと考えています。)

地域によって地元自治会(高山市、東白川等)が積極的に新規就農者を受け入れる様になっているようですが、他の地域での新規での営農は難しいと感じました。

JAめぐみの管内では可児市に直売所2店舗、関市内に1店舗存在しています。
(自身がこれからどう動くかが、地域の新規就農の事例になるようです。)
就農希望者の受け入れ
現在は自分だけで精一杯です。
就農希望者へのメッセージ
私は引くに引けない状態に自分を追い込むことで、前にしか進めないように致しました。(人には進めれませんが、人として生きるなら、人生を賭けても良いと想い動いています。)
誰もが人と同じことはできません。

自己満足では無く、人の為にできる事はと自身で考え、行動する事、自分で責任を取れる事が良い方向に繋がると信じます。

農業は百の事柄ができる百姓という総合職であると考えます。
その中で自身ができる事は少ししかありません。
その少しを営農レベルまで引き上げる為にどのようにするべきかを色々な方々に相談しながら自身で決めて行動しなければいけません。(これは起業ならどの分野も同じであると思います。)
(国、県レベルの支援がこれだけあっても、参入の難しい分野であるとおもいます。)

けれど、志と熱意と行動力があれば、道は広がると信じています。
(私は頑張る事ができれば、この先を作れると自分自身を信じています。)
その他
父親が農業高校の元実習教員、母親が現農業委員、という、ある意味恵まれた環境ですが、農の事を勉強すればするほど技術管理の違いを感じます。そのことが親子間を難しくしていくようです。 色々な分野は繋がります。農業は地域に根付く産業です。 この世界に踏み込み、私は世界が広がりました。
連絡先
農園主氏名
かにころん菜園
農園郵便番号
509-0238
農園住所
岐阜県可児市大森2473
農園電話番号
090-1096-2194
農園ファクス番号
0574-62-4952
農園メールアドレス
k2tomo2175@gmail.com