こんにちは。信州ぷ組です。

私たちは、新規就農者による新規就農者のための相互支援グループです。栽培技術や農業経営の考え方を座学で学んだり、現地視察をしたり、栽培技術や経営ビジョンを発表しあって意見交換するなど、農業を継続していくための勉強会を自主的に考え行っています。各々の田畑の条件や気候風土は各々異なり、作目も経営方針も色々です。

私たちは、環境や作物が異なっていても、栽培や経営に向き合う基礎知識や基本姿勢をともに学ぶことで、それが共通言語となり、作物・農法・地域等の壁を超えた情報交換や互いの経験の共有が可能となり、各々の技術や経営の向上に繋げていけると考えています。

今回は、『信州ぷ組石綿組総合勉強会2016』のご案内です。

この勉強会は、毎年この時期に行っており、農業生物学や植物生理、育土や土壌診断、育苗技術や土壌微生物、さらに健全な作物や食の本質とは何か、地球暦と農業などなど興味深い内容となっています。

植物を栽培することとは?土の中ではいったい何が?この地球上で農業に取組むとは?それらを考えること。いろいろな可能性を探ること。そして農業を通して地域のため、誰かのためになること。

そんなことを思い、この勉強会に取組んでいます。

今回は南信と東信での2部構成。開催概要は以下のようになります。

<第1部>

・内容:

  1. 健全な作物とは何か?
  2. 食の本質〜健康に良いとは?
  3. 農業生物学の基本
  4. 栽培植物の進化と植物生理
  5. 地球暦と農業
    消費者とも共有したい話題なども含まれており、夫婦参加や新規参加の方にもおすすめです。
  • 日時:2016年3月2日(水)12時00分 ~ 16時30分(11時30分 ~ 受付開始)
  • 会場:高森町福祉センター2階 大ホール
    長野県下伊那郡高森町下市田2183-1(高森町役場のすぐ隣の建物になります。)
  • 参加費:一人ならびに一組(同一経営体二名まで)4,000円、ただし研修生は2,000円

<第2部>

・内容:

  1. 作物と栽培と土壌の関係
  2. 土づくりと育土
  3. 土壌診断の実際〜ぷ組員の事例より
  4. 作物管理としての育苗技術
  5. 土壌生物性と作物生理

濃厚な農業技術論。別々に語られることの多い土と植物生理と栽培技術、つなげて捉えてみましょう。多くの学びがあると思います。

  • 日時:2016年3月9日(水)17時30分 ~ 21時30分(17時00分 ~ 受付開始)
  • 会場:立科町交流促進センター 耕福館 研修室
    長野県北佐久郡立科町茂田井2471
  • 参加費:一人ならびに一組(同一経営体二名まで)4000円、ただし研修生は2000円

・講師紹介:

石綿 薫 松本市波田在住。東京農工大学卒、農学修士。ぷ組創設組員。トマト栽培歴20年、新規就農1年生(〃∇〃)。種苗会社で6年間トマト等の育種担当後、(公財)自然農法国際研究開発センターで13年間、自然農法向け品種の開発、病虫害を発生させない育土・栽培技術の研究に取り組む。著書「自家採種入門」(農文協)、「有機栽培の手引(果菜類)」(土壌協会, 分担出筆)。2015年4月独立、就農。妻が2012年に開設したHappy village farmをともに耕す。施設トマト15a、カボチャ17a他15品目程度を栽培。

<参加申込み>

・申し込み締切:

  • 第1部:2月28日(日)
  • 第2部:3月 6日(日)
    多くの方の参加をお待ちしております。

・参加申込み方法:

下記のリンクより申し込みをお願いします。

http://goo.gl/forms/NaoAAPNq1H

※ 申込みが上手くいかない場合やお問い合わせについては、下記にお願いいたします。

【お問い合わせ先】

(第1部)

信州ぷ組 伊藤 温志 携帯:090-9923-8595
e-Mail: onshi70@wave.plala.or.jp

(第2部)

信州ぷ組 池田 晶一 携帯:080-5055-8804
e-Mail: ikeda.noujhou@gmail.com